やっとできた新スタジアム!
長年の悲願であったガンバ大阪の新しいホームスタジアムです。
今までガンバ大阪は万博記念競技場を使用していましたが、陸上競技場であったため、観客席からピッチが遠く、臨場感にかけていました。また、クラブが強くなるにつれ、人気も上昇していたのですが、観客席が少ないため、観客動員数が頭打ちになっていました。
そこで、サッカー専用の新スタジアム構想が立ち上がったのですが、紆余曲折があり、一時期は着工が危ぶまれていましたが、ようやく完成しました。
私はこけら落としの試合を見にいきましたが(アウェイ客として)、とにかく最高のスタジアムです!
日本のスタジアムでは珍しいイングランドスタイルのスタジアムで、ピッチの四方に対して平行に観客席があり、更に観客席全体が屋根に覆われているので、雨の日でも快適に観戦できます。
実はこれらの要件を満たしているスタジアムは日本には少なく、その中でもワールドカップの試合の開催が可能な4万人を収容できるスタジアムは本当に貴重なのです。
スタジアムの外観は豪華絢爛、といったものではなく、あくまで機能性を重視したシンプルなデザインで、無駄が一切ありません。
入口からコンコースに入ると、眼前にピッチが飛びこんできて、スタンドから聞こえてくる歓声が屋根に反射して大迫力でした。
更にコンコースは歩いてスタジアムを一周できる造りになっており、そこに様々な飲食店が出店されているので、スタジアムグルメも楽しむ事ができます。(公式戦となるとアウェイ席が隔離されることがあるので、注意が必要です。ただし、スタジアムの外にもたくさん屋台が出ているので安心です。)
スタジアムの特徴として、バックスタンドやメインスタンドは3層式(2層はVIP席等の特別シート)なのに対して、ホームゴール裏のみ急勾配の2層式となっており、アウェイ席から見るホームゴール裏が壁のように見えて、アウェイチームはかなりのプレッシャーになるのではないでしょうか。
ちなみにスタジアムの周りは複合商業施設のエキスポシティがあり、そこでも1日中遊べるようになっているので、観戦がてら、ショッピングも楽しむ事ができます。
アクセスは大阪モノレールの万博記念公園駅から徒歩10分となっていますが、試合の日は込み合うので、時間に余裕をみていくことをオススメします。