和歌山県紀三井寺陸上競技場
和歌山県紀三井寺陸上競技場はJR紀三井寺駅とJR黒江駅から同距離程度の位置に立地しており、それぞれの駅から車で10分程度の場所にあります。陸上競技場の周辺は2015年の高校総体、和歌山国体に合わせて改修され、車が通りやすくなりました。私も学生時代は陸上部で、この競技場を利用していました。タータンは走りやすく、芝も丁寧に整備されているので、練習で利用した際は裸足で芝の上をダウンジョグしていました。水濠もきれいに整備されていて、夏の練習で飛び込むのはとても気持ち良かったです。屋内にも練習用のタータンがあるので、大会の際には雨天のアップ会場としても利用されていました。ホームストレート側の客席はしっかりとした屋根が付いており、雨天時でも濡れることなく観戦することができました。また、第一コーナー、第三コーナーとバックストレートの前方の観客席は綺麗な芝生で、いつも試合前はそこでストレッチをしながらチームメイトを応援していました。競技場としても優秀な競技場で、2015年に高校総体、国体が行われただけでなく、毎年男子十種競技と女子七種競技のグランプリが行われており、何度も日本記録が更新される等縁起の良い競技場でもあります。補助員として参加する学生としても、国際大会にも出場して、アジアトップレベルのアスリートの試合を目の前で見ることができるのでとても参考になります。十種競技や七種競技ということで、ほとんどの種目の選手にとって参考になっています。総体等の公式戦では数日間競技場で過ごすので、各校が競技場の至る所にテントをたてて自分の学校を応援します。選手との距離も近いので、応援する側としても熱が入りますし、選手も気合が入ります。私も選手として長距離種目に出場していましたが、心が折れそうなときに近くから応援してもらって気持ちを切り替えることができました。私にとっては部活動で高校3年間を捧げた思い出の地です。