国内最古のサッカー場
Jリーグの大宮アルディージャが本拠地として使用しているサッカー専用スタジアムで、元々は埼玉県営大宮公園サッカー場という名前でした。
サッカーファンの間では有名ですが、このサッカー場は日本最古のサッカー場として知られており、1964年の東京オリンピックでのサッカーの会場としても使用されていました。
他にもアジア大会や、ユース年代の全国大会の会場としても使用されており、ワールドユースではあのディエゴ・マラドーナが世界デビューした場所としても有名です。
そんな歴史あるスタジアムは、2007年の冬頃に改修工事が終わり、NACK5スタジアムとして生まれ変わり、立派なサッカースタジアムとなりました。
私は名古屋グランパスと大宮アルディージャの試合をゴール裏のサイドスタンドで見ましたが、ピッチも近く、サイドスタンドも傾斜が十分にあるので、非常に試合が見やすいスタジアムでした。
最前列に行くと選手と目線が一緒の高さになるので、ゴールが決まると選手がサポーターの席の近くまできて、抱き合ったり、ハイタッチをしたりと、交流する事もできるくらいです。
スタジアム自体は少し変わった構造で、スタジアムの一番収容人数が多い場所は、ゴール裏、つまりサイドスタンドとなっています。
これはバックスタンドの裏側には大宮公園内の野球場があり、改修の際にも拡張が出来なかったため、拡張可能なサイドスタンドを2層式にしたからです。
メインスタンドやサイドスタンドからバックスタンド側を見ると、野球場を見る事ができます。
たまにゴール等が決まって盛り上がると、野球場にいるお客さんが、NACK5スタジアムのほうを見ている事もあります(笑)。
全体的にもコンパクトなスタジアムで、Jリーグのホームスタジアムの中でも収容人数がかなり少ない12,500人程だといわれています。
そんなコンパクトなスタジアムですが、だからこそなのか、アウェーサポーターの中でも人気のあるスタジアムで、チケットも争奪戦になりがちで、私は運よくチケットを取る事ができました。
もしこのスタジアムに来たい、という方は、チケット販売開始されたら、すぐにでもチケットを取ったほうがよいかと思います。
アクセスは大宮公園か、北大宮公園から徒歩で10数分の所に有り、大宮公園内にあるので、散歩がてらスタジアムに向かうのも楽しかった思い出です。