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サッカー情報

サッカー公式戦での兄弟チーム対決



天皇杯では、プロとアマチュアの垣根なく、日本一のクラブチームを目指します。大学や高校世代のチームにも出場権があり、Jリーグチームと学生チームとの真剣勝負が見られるのも、天皇杯の醍醐味となっています。そんな天皇杯で、同じクラブのチーム同士の対決がありました。

柏レイソルU-18の躍進

柏レイソルU-18の躍進

2012年、柏レイソルの下部組織である柏レイソルU-18は、7月27日から8月4日にかけて行なわれた、日本クラブユース選手権大会で優勝するなど、充実した戦力を持っていました。天皇杯の予選となる、千葉県サッカー選手権大会では、2年連続となる優勝を果たし、第92回天皇杯に出場します。9月1日に行なわれた一回戦で、千葉県代表の柏レイソルU-18は、栃木県代表のヴェルフェたかはら那須と対戦します。34分に先制点を許すものの、前半のうちに追いつくと、後半58分、87分にもゴールを決めて二回戦進出を果たしました。その二回戦の相手が、柏レイソルのトップチームだったのです。

トップチームの厚い壁

トップチームの厚い壁

柏レイソルは2011年に、J2から昇格して1年目でのJ1優勝果たし、この年もリーグ戦は最終的に6位で終わったものの、ナビスコカップではベスト4になるなど、勢いのあるチームでした。それはほんのひと月前にクラブユース日本一になった柏レイソルU-18といえども、越えることは難しい壁だったのです。前半のうちにエースのレアンドロ・ドミンゲス選手が2ゴールを挙げ、後半にも途中交代で入った澤選手がゴールを決めて、兄弟対決は3-0で順当にトップチームの勝利となりました。結果をみれば、トップチームの完勝といえるでしょう。しかしU-18も、クロスバー直撃のシュートでトップチームのゴールを脅かすなど、随所にクオリティの高さをみせる好ゲームでした。

サッカー史に残る幸せなスタジアム

サッカー史に残る幸せなスタジアム

柏レイソルのホームスタジアムの所在地から、日立台ダービーと呼ばれたこの試合は、柏レイソルというクラブにとって特にすばらしい試合でした。普段であれば、スタンドはホームとアウェーに分けられるのですが、この日はすべての観客、すべての選手がホームチームです。対戦チームのフラッグが掲げられる掲揚台には、2つのレイソルのフラッグがはためき、大型ビジョンに映されたのも、2つのレイソルのエンブレム。試合前にはアウェー側ベンチのU-18の選手たちがホーム側のゴール裏にあいさつし、レイソルのサポーターはウォーミングアップ中、両チームの選手ひとりひとりにコールをしたのです。試合もお互いにリスペクトしあい、イエローカードが1枚も出ないクリーンな展開のまま終わり、終了後には両チームの選手たちが一緒に場内を一周してスタンドにあいさつをしました。そしてスタンドには、「柏の育成、俺達の宝」という横断幕が掲げられ、現在の柏レイソルの勝利と、未来の柏レイソルの健闘を称えたのでした。スタジアムを埋めた観客は、サッカー史に残る幸せな時間を過ごしたことでしょう。兄弟対決をきっちり制した柏レイソルは、そこから快進撃を続け、天皇杯での初優勝を飾りました。この優勝で柏レイソルは、Jリーグで7チーム目の国内三大タイトル(リーグ戦・ナビスコカップ・天皇杯)を獲得したチームとなりました。